1. インストールプログラムの起動 VMware Playerをインストールするには、ダウンロードした VMware-player-1.0.2-29634.exe を起動します。起動すると、「Welcome to the installation wizard for VMware Player」という画面が表示され、インストール環境の確認などを行います。「Next」ボタンが押せるようになったら、押して次に進みます。
2. ライセンスの確認 VMware Playerのライセンスを確認する画面が表示されますので、内容を確認の上、「Yes, I accept the terms in the license agreement」にチェックを入れて、「Next」ボタンを押して次に進みます。
3. インストールディレクトリの確認 VMware Playerのインストール先ディレクトリを確認・変更する「Destination Folder」が表示されたら、「Next」を押して次に進みます。デフォルトでは「C:\Program Files\VMware\VMware Plyer\」以下にインストールされますが、変更したい場合は「Change...」を押して、インストール先ディレクトリを指定します。
4. ショートカットの設定とCD-ROMの自動起動の設定 ショートカットの設定を確認する「Configure Shortcuts」、CD-ROMの自動起動設定をオフする設定などを行う「Configure Product」画面が表示されたら、確認の上「Next」を押して次に進みます。ここまでで設定は完了し「The wizard is ready begin installation.」という画面が表示されますので、「Install」ボタンを押してインストールを進めます。
5. インストール完了と再起動 インストール作業が完了すると「Installation Wizard Completed」という画面が表示されますので、「Finish」を押してインストールを完了させます。その後、システムを再起動する旨のダイアログボックスが表示されますので「Yes」を押して、再起動してください。
6. イメージファイルのダウンロード OSイメージファイルをダウンロードします。本サイトでは、CentOS 4.3(Red Hat Enterprise Linux 4 互換)のイメージとDebian GNU/Linux 3.1のイメージの2つを用意しています。 ・ CentOS 4.3のイメージファイル(最小構成、368MB) ・ Debian GNU/Linux 3.1のイメージファイル(最小構成、117MB)
7. ダウンロードファイルの解凍 ダウンロードしたファイルの圧縮を解凍する必要があります。ここでは、CentOS 4.3のイメージを例にとって説明します。Debian GNU/Linux でも同じ手順で利用できるようになります。ダウンロードしたファイルはZipによって圧縮されていますので、圧縮を解凍します。Windows XPの場合、ファイルを選択した状態で右クリックして表示されるメニューの中の「すべて展開」によってファイルを解凍することができます。ウィザードが表示されますので、展開先のフォルダを指定します。Windows 2000など利用している場合は、「+Lhaca」などのZipファイルが解凍できるソフトウェアを使って展開してください。
8. VMware Playerの起動 仮想マシンを実行するには、VMware Playerを起動します。起動すると、画面「Browse for virtual machines configuration file」が表示されますので、解凍してできたフォルダ内にあるvmzファイル(CentOS 4.3の場合はCentOS_43.vmx、Debian GNU/Linuxの場合はDebian.vmx)を指定します。これで仮想マシンが起動します。
9. ログイン 起動すると、ログイン画面が表示されますので、ユーザー名として root 、パスワードとして himitu を指定するとログインすると、あとは通常のLinuxマシンを利用するのと同じように利用できます。
(濱野 賢一朗/リナックスアカデミー)
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