-No.066-----------------------------------------------------------------
★週刊 Linux Professional Institute 認定試験対策★
-------------------------------------------------------------2002/10/27-
コンパクトリファレンスにお申し込みいただいた方で、昨日時点で入金が確認
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# 当メールマガジンは発行者（中島）が個人的に発行しているものであり、LPI
# Japan 事務局とは関連ありません。このメールマガジンの内容に関するお問い
# 合わせは、すべて発行者宛にお願いします。
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□■□ Contents of this Issue... □■□
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◆レベル2要点整理 Vol.27
◇Apache Webサーバのインストールと設定(1)
◆LPIC模擬問題集 Vol.66
────ＰＲ──────────────────────────────
『コンパクトリファレンス LPI認定試験レベル1』まだあります(^^;
送料込み800円。詳しくは http://www.lpic.jp/books/cr1.html で。
──◆レベル2要点整理 Vol.27──────────────────────
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範囲のすべてを書くスペースはないので、要点の整理としてご利用下さい。
■Topic 2.208.1 ■ Apache Webサーバのインストールと設定(1)
【重要度２】★★☆☆☆☆☆☆☆☆
【ここで必要とされる理解】
□クライアント・ユーザ・アクセスの制限
・ディレクトリ単位、ファイル単位、URL単位、ホスト単位で制限できる
... //ディレクトリ単位
... //ファイル単位
... //URL単位
Order deny,allow //ここからホスト単位
Deny from 192.168.1 //192.168.1.*のアクセス拒否
Allow from host1.lpic.jp //host1.lpic.jpのアクセス許可
・オプション
ALL : すべて許可
ExecCGI : CGIを許可
Includes : SSIを許可
Indexes : ファイルの一覧表示を許可
FollowSymlinks : シンボリックリンクを許可
□クライアント・ユーザ認証の設定
・httpd.conf の設定例（該当部のみ）
AccessFileName .htaccess
AllowOverride AuthConfig
・認証を行いたいディレクトリに .htaccess ファイルを置く
・.htaccess ファイルの例
AuthType Basic //Basic認証
AuthName "SecureZone" //認証メッセージ
AuthUserFile /etc/httpd/conf/pass/passwd //パスワードファイルの指定
require user user01 user02 user03 ... //アクセスを許可するユーザ
【重要コマンド/用語/ファイル/ユーティリティ】
□access.log（/var/log/httpd/access.log など）
例：(httpd.confで設定)
CustomLog ... ログファイルの指定
ErrorLog .... エラーログファイルの指定
TransferLog ... ログファイルの指定（仮想ホストの場合など）
□htpasswd [-c パスワードファイル名] <ユーザー名>
ユーザーとパスワードを追加する
-c : 新しいパスワードファイルを作成する
※Apacheの基本的な設定は、マニュアルなどで確認しておいてください
──◆LPIC模擬問題集 Vol.66 ──────────────────────
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このコーナーでは、LPI認定試験の模擬問題集を掲載していきます。模擬問題
は、各種サンプル問題を参考に、当メールマガジン編集者が作成したものです。
問171.ファイル/data/maronへのシンボリックリンク/data/jeanneを作成する
ためのコマンドを記述せよ。
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問172.ユーザーpepperでログインしている。このユーザーのみ、
/home/pepper/libディレクトリにあるライブラリを利用したい。
どのようにすればよいか？
○ 1. ブートローダの起動オプションでディレクトリを指定する
○ 2. ユーザーの環境変数LD_LIBRARY_PATHにパスを記述する
○ 3. ~/ld.so.confにパスを記述する
○ 4. ユーザーの環境変数PATHにパスを記述する
---LEVEL 2---
問173.DNSサーバを管理している。ゾーンファイルを編集し、CNAMEレコードを追
加してファイルを閉じたが、ゾーン情報が他のDNSサーバに伝わらない。
何をすればよいか？
○ 1. zoneinfo -rコマンドを実行する
○ 2. SOAレコードのSerial値を増やす
○ 3. namedを再起動する
○ 4. nmbdを再起動する
◇◆◇ 解答と解説 ◇◆◇
問171.の解答：ln -s /data/maron /data/jeanne（101試験）
シンボリックリンクを作成するには、
ln -s <リンク元（実体）> <リンク先>
の順になります。順序に注意しましょう。
問172.の解答：2（102試験）
ライブラリを追加した場合は、環境変数LD_LIBRARY_PATHにパスを記述すると、
そのライブラリも利用できるようになります。システム全体で利用する場合は、
/etc/ld.so.confに記述した方がよいでしょう。
問173.の解答：（202試験）
SOAレコードのSerial値を増やすことで、他のDNSサーバはゾーン情報が変更され
たことを認識します。また、namedを再起動しないと、変更したゾーンファイル
が読み込まれません。
【出題：中島】