2003年1月下旬に、レベル1試験が改訂されます。改訂される試験(リリース2)では、現行の試験と比較して、次のような点が異なります。
新たにUSBが試験範囲に加わりました。USBの特徴やLinuxでの運用について問われます。ポイントとなるキーワードは次のとおりです。
- USB
- lspciコマンド
- UHCI、OHCI
- usb-uhci.o、usb-ohci.o
- /etc/usbmgr/
- /etc/hotplug
ブートローダに関しては、LILOに加えてGRUBについても出題されるようになります。GRUBに関するポイントのキーワードは次のとおりです。
- /boot/grub/grub.conf
- grub-installコマンド
ログイン前後に表示されるメッセージについて出題されるようになります。重要なキーワードは次のとおりです。
- /etc/issue
- /etc/issue.net
- /etc/motd
システムクロックとハードウェアクロックについての一般的な理解が必要とされます。ポイントとなるキーワードは次のとおりです。
- hwclockコマンド
- NTP
- ntpdateコマンド
tcpdumpコマンドが出題範囲に入ってくるほかは、大きな変更はないものと思われます。
スーパーサーバinetdに加えてxinetdについても出題されるようになります。また、OpenSSHについての知識が問われるようになります。ポイントとなるキーワードは次のとおりです。
- xinetd
- /etc/xinetd.d/*
- /etc/xinetd.conf
- sshd
- /etc/sshd/*
- ~/.ssh/*
- ssh-keygenコマンド
ipchainsとiptablesが試験範囲に加わってきます。ただし、詳細な使い方までは触れられません。
以下のコマンドが新しく試験範囲に加わってきます。また、ext3ファイルシステムも対象となります。
リリース2試験の詳細な情報は、以下のURLをご覧ください。
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